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【住宅購入アドバイザー協議会】 不動産・住宅営業のヒント♪ NO.29
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読者の皆さま、こんにちは。
住宅購入アドバイザー協議会の 柴田 誠 です。
国民新党の亀井代表が目立ちすぎて、
肝心の内容が隠れてしまった感のある第二次補正予算案。
正式には今後の閣議決定後になりますが、
住宅に関連するものが入ってきました。
私が住宅関連で一番気になったのは、
住宅金融支援機構が民間金融機関と提携した長期・固定金利型の
住宅ローン(フラット35)の金利を下げること。
平成22年中の申込者に限り、
当初10年間の金利を通常より1%下げる方向で、
対象物件が省エネ、バリアフリー、耐震などの
いずれかを満たすことを条件にする。
現在もこれらの物件を対象に
当初10年間の金利を0.3%優遇する仕組みがあるが、
その下げ幅を1%に拡大する。
優良な住宅(長期耐久性)に対して優遇措置を取り、
建物のクオリティを上げることにより、
購入後の資産価値低下を緩やかにして、
家計資産を健全にする、
老後の生活安定に寄与する方向性は悪くはないと思う。
当初10年間の金利優遇は、
11年目以降の金利上昇・返済額増加による家計負担増加が
問題になった「ゆとりローン」と同じような仕組みではないか。
購入しやすい環境を作り、住宅購入促進へ導くことにより、
景気回復へと繋げる、という発想は、自民党時代と何ら変わらない。
景気回復のために、国民に住宅を購入させる、
というものは業界にとってありがたい話であるが、
果たして国民にとっていいものなのか。
景気回復することそのものは国民にとってもいいのだろうが、
そのために住宅を購入させられる国民はたまらない。
それとも、そんなの自己責任だ。
政策に踊らされる消費者が悪いのだ。
と、いうご意見もあるのでしょう。
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【今日のヒント】 住宅政策への対応(続き)
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たまたま、家族状況や人生の中で、
購入してもいいタイミングの方であれば、
購入しやすい環境であることは望ましいかもしれない。
しかし、購入するタイミングではない方が、
購入しやすい環境だからといって進めていくのは失敗になる可能性もある。
そもそも、購入・持ち家=正義、という
流れ、風潮そのものがよくないのではないか。
持ち家がいいか、賃貸がいいかは、
人それぞれによって判断が分かれるものである。
特に今回は、住宅ローンの部分に対する政策であり、
購入のしやすさに危険が伴うものである。
通常の金利でも問題なく支払える人にとって、
金利が低くなることは悪いことではない。
怖いのは、通常の支払いでは厳しい人が、
金利優遇により支払えると錯覚して購入してしまうことである。
11年目以降に収入が増加しているなら問題はないが、
この時勢を考えると、たまたまの運だめしみたいなものである。
今回の枠組みでやるなら、全期間優遇してもらいたいものである。
または、住宅ローンの部分に手を付けるのではなく、
購入もしくは住宅事情、全体に対しての政策にしてもらいたかった。
この他に第二次補正予算案で取り上げられたものは、
民間金融機関の保証料引き下げ、住宅版エコポイント。
どうしても国としては住宅を購入させたいらしいようである。
賃貸に暮らす人、すでに購入している人、は、苦しいままである。
自民党時代に導入された史上最大規模の住宅ローン控除。
この持ち家推進政策の効果は、いまいちらしい。
その原因は、根本的な雇用、収入面が低迷していることや、
住宅ローン控除を打ち消す規模で進む資産デフレなどが、
購入を踏み留まさせる。
政治、行政が考えるよりも国民の方が一歩上にいっている。
周りを見ず、簡単に、目先の餌へは食いつかない。
生活に大きな影響を与える住宅政策は、安易に取り組まず、
コロコロ変えないで欲しいが、政権交代しても変わらないようである。
我々、住宅にかかわる者が、目先の政策に振り回されることなく、
しっかりとアドバイスしなければならない。
最後の防波堤になれるのは、現場に立つ人なのだから。
みなさまは、それとも違うご感想でしょうか。
いづれにしても、
このような話題を理解し、
自分なりの意見を持つこと、
それが大事なのだと思います。
ただ、ニュースの受け売りで、軽く流してしまうと、
お客様の信頼は得られないと思います。
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【あとがき】 マメ、と、しつこい
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お客様から、
マメと思われ信頼を得られるのか、
それとも、
しつこいと思われ嫌われるのか、
紙一重です。
この違いは、
相手が求めているタイミングで対応をするか、
求めていないタイミングで対応をするか、
または、求めているのに対応しないか。
相手を考えて動くか、
自分のことを考えて動くか。
難しいですが、大きなポイントです。
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